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2022年版! 就職に役立つ資格・検定ランキングTOP30

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2022年版! 就職に役立つ資格・検定ランキングTOP30

「日本の資格・検定」では、就職に役立つ資格・検定に関するアンケート調査を毎年実施しています。

2021年夏に実施し、1300人が回答した資格・検定に関するアンケート調査では、資格取得の理由について約半数が「就職・転職・進学のため」と回答するなど、資格・検定が就職を含む人生の転換期と切り離せない関係であることが改めて分かりました。
コロナ禍の影響を受け、就活の方法や就職・転職時に企業を選ぶ基準が大きく変わりつつある中、就職に役立つ資格・検定は変化しているのでしょうか?ランキング結果と併せて、みなさまからのコメントや前回順位との比較もご覧ください。

※2021年11月10日~12月24日までの期間、当サイトユーザー向けにアンケートを実施し、その回答を集計してランキング化しました。
※この記事の内容およびコメントは、アンケートキャンペーンにてご応募いただいたご回答を元にしています。このアンケートに回答し抽選で当選した方には、2022年3月下旬までに賞品をお送りする予定です。なお、コメントは一部修正している場合がございます。また、コメントの採用基準等についてのご質問にはお答えできませんので、何卒ご了承ください。

その他のランキング結果はこちら


第1位 日商簿記検定

2022年版「就職に役立つ資格・検定ランキング」の第1位に輝いたのは、2年連続で日商簿記検定でした!2020年に開始したCBT方式で、受験しやすくなったのもポイントです。
会計の知識は2021年度に施行された新学習指導要領で義務教育の範囲になったこともあり、ますますビジネスパーソンの必須スキルとして日商簿記検定も注目されるでしょう。

40代    事務、経理、人事
簿記のおかげで経理の責任者ができたり、2級があるなら大丈夫でしょうと言われることが多い。転職の幅が広くなっていると感じる。

40代    事務、経理、人事
経理だけでなく、営業職や経営層でも絶対必要な知識なので、オールマイティな資格だと思う。


第2位 TOEIC(R) Listening & Reading Test

前回に引き続き第2位には、TOEIC(R) Listening & Reading Testがランクイン。コロナ禍において海外への出張や旅行が制限されているものの、ニューノーマルとして定着しつつあるWEB会議やテレワークによって、以前より海外と関わる機会が増えたとの声も。スコア方式で自分の実力を把握しやすい点も、支持を集めるポイントになったようです。

19歳以下 学生
今の時代、企業は英語を喋れる人を必要としていると思うから。

40代 その他
海外の方とのWEB会議など、英語を使う仕事が増えてきている。英語力の指標として最もポピュラーなものがこの資格のため。


第3位 宅地建物取引士 (宅建士)

第3位は、昨年から徐々に順位を上げている宅地建物取引士(宅建士)でした。不動産の売買や仲介をする際に必須の国家資格です。不動産取引の際の重要事項の説明など、AIには行えない宅建士の独占業務があるため、将来的にも需要の高まりが見込まれることでしょう。

40代    経営者、役員
建設や不動産関係など幅広い業種からの需要があるので。

30代    専業主婦・主夫
独占業務があり、どこに行っても仕事がないということはないため。

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第4位 ファイナンシャル・プランニング技能検定/ ファイナンシャルプランナー〔AFP/CFP(R)〕

前回6位からランクアップのFP。金融・保険業界に限らず不動産業界やコンサルティング業界などでも活躍できるため、取得しておきたい資格の一つといえるでしょう。また「仕事上だけではなく、個人的な資産運用や将来設計に活用させたい」という声も数多く挙げられています。

40代 事務、経理、人事
税金・保険・年金など、「お金」についてのエキスパートであるため、どの業種でも役立つ。

30代 クリエイティブ
仕事にも生かせそうだし、ライフプランの設計や資産運用、普段の生活でもお金に関する不安や問題を解決できそうだから。


第5位 実用英語技能検定(英検)

英検は小学生から社会人まで幅広い年齢層が受験しており、就職だけでなく受験対策としても利用されることが多い検定です。小学生などを対象にした級もあるため、ビジネスで役立たせたいという方は、英検準1級以上の取得を目指すのが良いかもしれません。

30代 サービス、販売
仕事をしていると英語が話せたら…と思うシーンがたくさんあるから。

60代以上 事務、経理、人事
高い認知度と社会的評価の高さがあり、受験や就職活動で利用されることが多いから。


第6位 自動車運転免許

第6位は自動車運転免許でした。営業職や地方での仕事では車の運転が必要となるケースがあり、求人への応募条件になっている場合もあります。
また、就職に直接関係がなくとも、日常生活で役立つ資格であるとの声も寄せられました。

40代 営業、企画
営業でも事務でも業種にもよるが、直接就職に役立つというより、日常生活で役立つ事が非常に多いと感じる。

20代 専門職(医療、福祉)
自動車の運転可否によってできる仕事の幅が広がると思うから。


第7位 マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

エクセルやワードといったマイクロソフト製品の利用スキルを証明できるMOSが昨年より順位を上げてランクイン。全くパソコンを使わない仕事はほとんどないので、基本的なスキルとして学んでおくと重宝されるでしょう。
2021年の「MOS世界大会」で日本代表の学生2人が世界1位になったことがニュースで取り上げられるなど、注目が高まっています。

30代 サービス、販売
officeソフトの基礎的な使い方は知っておいて損はないし、使えるということを資格を通してアピールできるから。

60代以上 事務、経理、人事
どの企業でも、PCに関わる上での標準スキルになっている。


第8位 日本漢字能力検定(漢検)

漢検で問われる漢字力と語彙力はビジネスパーソンの一般教養。就活においては、常用漢字すべてが試験範囲となる2級を持っていれば十分にアピールできるでしょう。

30代 教師、教育職
文章を書く際など実用的に使える場面が多いから。

20代 公務員、団体職員
書類を作るときに、漢字は必要不可欠。間違えると、会社の信用にも関わってくると思うから。


第9位 秘書検定

2021年2月にCBT試験も開始した秘書検定では社会人としての一般常識やビジネスマナーを身に付けることができます。秘書を目指す方に限らず、就職を控えた学生を中心に人気を集めています。

30代 専門職(医療、福祉)
社会人としてのマナーや立ち居振る舞いが身につくから。

30代 パート、アルバイト
一般常識を知っていることをアピールできるから。


第10位 看護師

エッセンシャルワーカーとしてニーズが高い看護師の資格。コロナ禍が落ち着いたあとも引き続き就職・転職に有利となるでしょう。

30代 専門職(医療、福祉)
自分が持っていて、就職先を選べる状態だから。

20代 パート、アルバイト
国家資格でブランクがあいてもすぐに転職できる。社会的に今後も必要不可欠。

11位〜30位はこちら

1,300人のアンケート結果はこちら

ピックアップ資格・検定

自動車電気装置整備士

自動車電気装置整備士とは、自動車の電気装置の点検・修理など電気システムの整備を行うスペシャリストに与えられる国家資格です。近年、電気自動車(EV)の普及や自動運転の高度化といった自動車の電子化が進んでいるため、これから注目を浴びる資格の一つでしょう。

30代 公務員、団体職員
電気自動車や技術の進歩にも対応し、これからも安定的に需要があると思われる。


環境社会検定試験(eco検定)(R)

eco検定(R)は、複雑化・多様化する環境問題の知識を習得するためにできた試験です。SDGsの観点から環境や社会に配慮できる製品・サービスの重要度が増し、これらに関する知識を持っている人材の需要は高まっていくと予想されています。

20代 経営者、役員
環境に配慮した製品を作るには、正しい知識を身に付けている人が必要だと思う。

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